2012年6月1日金曜日

子ども肥満防止対策で台湾、ファストフード店の「玩具つきお子さまセット」法律で禁止へ | ロケットニュース24


子どもの肥満対策として、先日、台湾立法院(日本の国会に相当)で、ファストフード店の「玩具つきお子さまセット」販売を禁止する法案が通過した。法律成立前に先立ち、ファストフード各社への「玩具つきお子さまセット」販売自粛を呼びかけている。ケンタッキーフライドチキンは既に販売中止、バーガーキングは正式に施行され次第中止、マクドナルドは反対の姿勢を見せている。


記事の雑誌の肥満

同様の法律は2010年に、アメリカのサンフランシスコ政府でも決議されているが、サンフランシスコでは玩具つきのセットを販売する場合、総カロリーを600キロカロリー以下、必ず野菜か果物を取り入れ、ドリンクも脂質と糖質を控えなければならない、としている。それに対し台湾版は完全に禁止する動きだ。

ファストフード各社のうち、昨年7月より自主的に販売を終了したケンタッキーは、その分価格を下げ消費者に還元している。マクドナルドとバーガーキングは今のところ販売を継続中だ。


若い男の子の積極的な行動に対処する

法案通過を受け、台湾マクドナルドは、マクドナルドは長期に渡り多様なセットを提供しており、各店舗においてお絵かき教室やおはなし会、お誕生日会を開き、児童の食育と健やかな成長に寄与しているとし、お子さまセットに玩具をつけるのもその一環であるとしている。

バーガーキングは、子どもはバーガーキングの主要顧客層ではなく、現在の玩具の在庫が4月末になくなる予定ということもあり、政府が法律で禁止すれば必ず遵守するとしている。ケンタッキーは、販売終了した後も業績には影響なく、むしろ良くなったとした。


緑茶の減量の量

では、保護者の意見はどうだろう。
「おまけの玩具のほとんどは中国大陸製。安全面が心配だから禁止はいいと思う」と政府の狙いとは若干ズレているが、概ね賛成の声が上がっている。

一方で「おまけは子どもがファストフードを食べたがる原因のひとつだが、今は多くのコンビニ等でも同様の販売活動が行われているので、ファストフード店だけを規制してもあまり効果がない」と、疑問視する声も。

だが当の子どもたちからは、「おもちゃがもらえないのは残念だけど……おもちゃがあることと、フライドチキンを食べることは別」、「おもちゃがもらえなくても、やっぱりハンバーガーは食べたい」との意見が。

さてこの法律、根本的な解決法となるのだろうか?



These are our most popular posts:

子ども肥満防止対策で台湾、ファストフード店の「玩具つきお子さまセット ...

2011年1月18日 ... 子どもの肥満対策として、先日、台湾立法院(日本の国会に相当)で、ファストフード店の 「玩具つきお子さまセット」 ... ファストフード各社のうち、昨年7月より自主的に販売を 終了したケンタッキーは、その分価格を下げ消費者に還元している。 read more

マクドナルドのすべて マクドナルドと肥満問題(河成鎮也)

2011年3月22日 ... ファストフード業界に後押しされ、ブッシュ政権も支持する同法案を、「くず」呼ばわりする 消費者団体寄りの議員もいる。 ファストフードをめぐる米の訴訟には、毎日のように マクドナルドでハンバーガーを食べて肥満し、健康被害を受けたと訴え ... read more

notebook: 英国 ファストフードがインターネット広告で肥満防止の戦いを ...

2012年5月5日 ... 消費者団体は、マクドナルドのMSN Messengerとの協定は、これらの方法がますます 想像力に富み、革新的なものに ... 英国では最近、ジャンクフードがもたらす肥満への 国民の関心がとみに高まり、ファスト・フード店の客足が遠のいている。 read more

肥満訴訟

敗訴の理由として,ファースト・フードに脂肪や塩分が高いことは自明であることや、毎日 食べるよう奨励する等の宣伝広告文言も「puffery」(消費者の訴えとして依拠できない 程度の誇張)として許容の範囲内であること等が挙げられています。更に,肥満の原因 が ... read more

Related Posts



0 コメント:

コメントを投稿